四日市シネマホール閉鎖へ (2004.01)

街を元気にとだいぶ四日市が活気付いているさなか、四日市の文化施設の一つ、駅前映画館が 2004年6月に閉鎖されることが決まった。
「四日市シネマホール」。ベガ・スピカ・リゲルという3つの星の名前のついた3館合わせた映画館。 1957年に開館した駅前娯楽施設は、郊外型シネコンにやられた形だ。 マイカル桑名、そして鈴鹿のベルシティ(その前は旧鈴鹿サティ)に出来たシネコンに若者の足は 向かってしまった。経営している近鉄興業が清算されることになり、あやめ池遊園地などとともに 四日市シネマホールの閉鎖が決まった。6月6日(日)。
2003年、四日市で撮られた映画が上映されたということがあっただけに、四日市の映画好きにとっては 痛い出来事となりそうだ。四日市市内では、四日市中映(浜田町)を残すのみとなる。
街としても、四日市駅の西側は松坂屋・アムスクエアの閉鎖(休館)もあり、閑散としてしまう中、 その通り道にあったシネマホールがなくなることで、いっそう四日市駅の活気が減りそう。 四日市市は、映画館などの進出企業に対し奨励金を出すことになっているが、その逆の事態となった。 ジャスコ四日市店(発祥地)の跡地でさえ現在は空地のまま、何も計画の見通しが立っていない。 もっと四日市駅に近い、四日市駅すぐ下の空地をどうするのか、四日市市としても大きくテコ入れを していかないといい方向に進みかけている四日市の街づくりが空洞化しそうな気がする…。
四日市シネマホール・割引券あります。 流行の映画もやってるんですよ!!ラストサムライだって、ニモだって。 土曜は21:10〜の上映もあるし。


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